第18回マネージャー勉強会
池坊保子顧問、本田浩二顧問の楽しいお話を聞きながら、その人柄にも触れ、楽しいひと時を過ごしました。
第18回地方創生さわやかサポーター認定協会マネージャー勉強会議事録
実施日時 平成30年11月 8日(木)14時30分~16時30分
場 所 虎ノ門事務局5階会議室
参加者 計 18名(理事長、事務局長、日本シングルマザー支援協会=5名、全日本カウンセリング協議会=7名、JMCA=4名)
1.理事長挨拶
Ⅱ.講師 地方創生さわやかサポーター認定協会顧問
本田浩二氏
池坊保子氏
Ⅲ.講演の概要
【本田浩二氏】
本田氏は1968年農林水産省に入省され、2000年に退職されるまで33年間地方に関る仕事をされ、また現在まで約50年間地方の活性化に尽力を尽くされております。
その中で、日本という国の持つ大きな特徴、各地域での村おこしの現状、地方を活性化するには何が必要かなどお話しいただきました。
- 日本の特徴
南北に長い 3000Km(納沙布岬~波照間島)
海岸線 3万km(世界6位)
ある日の気温
日本はとても南北に長い距離で、旭川では-11℃の時に那覇では20℃と寒暖の差の激しさから見ても、本当に広い国であること。ヨーロッパ地域のほぼ全土がかぶるくらい南北に長い距離である。また同じ緯度に属する地域などと比較しても大陸型気候の地域と、海に囲まれた日本とではかなりの温度差があるなど。
2.町おこしと人材
・福島県西会津町 健康の町づくり~百歳への挑戦
食生活指導員食生活の調査と改善指導
ここでは食生活指導員を置き徹底的に食生活の見直し、指導を実施。また簡易的な健康測定器具を各家庭に置き、測定結果を毎日システムに入力(設問事項・体温・脈拍・血圧、その他)を町で集中管理し相談・指導を行い早期の対応にて、無駄な通院など減らせ、医療費の削減を図ることに成功し、10年間に国保税率を3回下げることができた。そんな経過を踏まえ本田氏も「生き生き街づくりサミット」を作った。
・長野県信濃町 森林セラピーの町づくり
森林メデイカルトレーナー:健康づくりの森歩きと指導
- 元気な街の条件 (必要な条件として3つある)
・リーダーがいて仲間がいる 強い信念を持ったリーダ-の元、みんなで良い町をつくろうという体制ができる。など。
・地域条件(自然、歴史文化、資源など)を生かした長期的・計画的街づくり ー 地域IC戦略
・応援団(地域外の町のファン)がいる 外部にその町が好きになるフアンがいてくれること
- 地方創生さわやかサポーターに期待されること
皆さんそれぞれが、アドバイスできるスキルを持った方々になる。また幾つかの町のフアンとなり、いくつかの町に関わって、好きになり役に立とうと、応援団になって活躍していただきたい。など
【池坊保子氏】
この会の顧問となられた経緯を話される。
女性が地域を活性あるものにしようとすることは大変良いことでありうれしいこと、ま
た地域を支え、地域を変えていくのも女性だと思うが協力してくれる男性も必要である。
そしてやはり中心になる方がいるということ、一人では何もできない、皆が協力しなければ大きな力になれない。それぞれ役割分担がありそれに誇りをもって、また中心にある方はそうゆう人材を認め大事にし、何かするには皆が信頼し合い、絆をもってお互いに認め合うことが大事である。
一つの目標をやり遂げようとするなら目の前にある目標を信じること、確信すること、挫折もいっぱいあり、手放そうかと迷うこともあるけれど絶対にやり遂げようとする確たる執着心がないとダメである。強靭な情熱がどれだけ持てるか、それが原動力になっていく。またお年寄りに対しても決して精神的に冬であってはならない、春夏秋冬を味え、厳しい冬であっても心豊かなどこか穏やかに1日1日大切に生きたいと思っている人達、そうゆう人と共に生きたい。
・個々の確立、自分というものをしっかり持ち自分を大切に。
・自律した自分、自分がしっかりしてないと人を助けることはできない。
「精神的自律」「経済的自律」「生活の自律」この3つの自律が大事である。
また父親から受けた教育・躾けなどお話しされました。
Ⅳ、懇親会
懇親会の中では本日お話しされたことに関しての話題が多く、皆さんそれぞれの思い、仕事上でのことなど池坊先生にお聞きになったりデイスカッションしたりと、楽しく和気あいあいと時間の経つのも忘れ話に夢中になっておりました。
以上
地方創生さわやかサポーター認定協会
東東京都港区南青山二丁目2番15号
ウィン青山942