マネージャー勉強会議事録
第17回地方創生さわやかサポーター認定協会マネージャー勉強会議事録
実施日時 平成30年10月11日(木)14時30分~16時30分
場 所 虎ノ門事務局5階会議室
参加者 計18名(理事長、事務局長、日本シングルマザー支援協会4名、JMCA5名
全日本カウンセリング協議会5名・Web2名)
1.理事長挨拶
Ⅱ.講 師 福島県西会津商工観光課 課長 伊藤 善史氏
Ⅲ.演 題 日本の田舎西会津町 地方創生の推進
「移住・定住及び婚活」 -西会津町の取り組み-
Ⅳ.講演の概要
- 西会津町の紹介(2)人口 6,382人(男性 3,081人 女 3,301人)2018年10月1日現在
- (1)面積 298.13㎢ (全体の89%が山林)
1950年代は19,610人が現在では6,382名と減少し、また2040年には3,440名にまでなってしまうのではと危惧している。
人口置換水準・人口減少を止めるための「4つの基本目標」を掲げている。
2.移住・定住の取り組み
地方の消滅→人口減少によるものでもあるが、本当の地方消滅は、地方の文化が消
滅すること、また日本らしさを失うことである。
(1)地域おこし協力隊の配置 (地域力の維持・強化を図っていくことを目標)
(2)定住・移住総合支援センターの設置 → 西会津国際芸術村に設置
≪業務内容≫
・定住・移住・二地域居住・体験及び就農希望者などへの相談・アドバイスなど
・空き家の利活用 お試し移住住宅「OTAME」の整備
空き家調査(西会津3000世帯、すぐ住める空き家としては745個など)
・「西会津のある暮らし相談室」設置 会津の魅力・空き物件など地域情報提供
≪移住者数≫ 平成22年~平成30年現在まで
・相談件数 125件 ・移住者数 14組22人
≪移住・定住を進めるうえでの問題点≫
・西会津町の認知度が薄い、暗いという印象・住宅の不足(売買物件で賃貸物件
がない) ・移住者が望む仕事がない」など
- 後継者対策事業(婚活)の取り組み(平成22年から本格的に取り組む)
- (1)「恋カツパーテイー」「いちご狩りご縁結び」などの行事
(2)カップリングの実績 男性163名 女性172名 カップリング49組
(3)後継者対策(婚活)の問題点 男性の参加が少ない・女性と話せないなど
4.質疑応答 西会津町までの経路、雪の状況、観光地など多数の質問が出る。以上
地方創生さわやかサポーター認定協会
第17回マネージャー勉強会(2018年10月11日実施)アンケート集計 担当:川手
(1)勉強会の内容はいかがでしたか | (2)勉強会の内容を踏まえて取り組んでみたい事等を記入してください | (3)今後の勉強について要望を記入してください | (4)さわやかサポーターの関わりで気づいたこと、質問 |
大変良かった(5件) | 地方の良いところを紹介しているので訪れて実際に生活体験してみたい。民泊 | ||
今日のような現地の話は具体的で分かり易く、西会津の熱心な取り組みに感心しました。 | |||
ビジョンや特産品、加工品、ツアーなどの提案をしてみたい。良い特産物や観光資源が多くあると思った。大分の国東市の取り組みに共通するものを感じたので参考に出来る部分があるのではと思いました。 | こういった自治体に関わって直接提案が可能な立場であることが凄いとあらためて感じた。 | ||
行ってみたいと思いました。 | 地方の現場の話はとても勉強になります。 | 何が出来ることないかなあと思って聞いていました。いろいろ知らないことが多く、知ってもらうことからなんでも始まるのかと。 | |
婚活事業のお手伝いが出来るか。
人材不足について外国人人材など供給が出来るかと。 |
|||
良かった(7件) | 婚活関連で地元の方を都会に呼び、セミナー、パーティを計画したい | 活動を支援出来るような地域の講演会が開けたら良いですね。 | 活構研でも宣伝して協力して欲しいと思います |
婚活セミナーなど | 後継者対策事業(婚活)は地方共通が課題 | ||
コミュニケーションをとるお手伝い | 今回のような具体的な現状のお話を聞きたい | 西会津の現状と観光、定住に向けていろいろアイディアを出して頑張っているので、その中で何が出来るか考えたい | |
子育て支援 | 今回のような地域行政の方の話が聞きたい | ||
西会津町の観光パンフレットがとても魅力的で移住の推進について力を入れているのが解った。移住者の悩み相談 | |||
西会津町について目と耳で知らせてもらい、解り易かったが、今ひとつ求めているものが何かわからないので実際に訪れて聞いてみたい | 市町村の実態についてさわやかサポーターが取り組める事業について話していただける方に講演してほしい | ||
交通の便の悪いところから来ていただいた。西会津町の方の気持ち、行動に、先の朝日村の方も同様だがすごいなあと思った | |||
理解し辛かった(0件) |
第17回(2018年10月11日)地方創生さわやかサポーター認定協会マネージャー勉強会議事録
平成30年9月13日
第16回地方創生さわやか認定協会マネージャー勉強会議事録
実施日時 平成30年9月13日(木)14時30分~16時30分
場 所 虎ノ門事務局5階会議室
参加者 計 22名(理事長、事務局長、日本シングルマザー支援協会=7名、全日本カウンセリング協議会=8名、JMCA=5名)
1.理事長挨拶
Ⅱ.講 師 農林水産省 女性活躍推進室長 久保 香代子
Ⅲ.演 題 農業分野における女性活躍について
Ⅳ.講演の概要
1.政府の女性活躍推進の取り組み
第二次阿部内閣以降、女性活躍の取り組みが急速に拡大、機運が高まり、国内外で
の連携・共鳴が広がっている。しかし、女性活躍は、一定の成果が上げられた一方未
だ“男社会”である我が国において、女性が抱える様々な困難や制約は、解決すべき課
題として認識されていない。(女性は子育て、介護などもあり、「活躍」と言っても無
理な状況下にあり女性の働きやすい環境づくりが大事である。)
2.第4次男女共同参画基本計画では、「あらゆる分野における女性の活躍」とし、2つ
の方針を掲げ、女性の意識の向上を図っている
➀農山漁村における政策・方針決定過程への女性の参画拡大
②農山漁村における女性が働きやすい環境の整備、意識と行動の変革女性農業者を
めぐる状況・女性農業者への支援。
3.基幹的農業従事者151万人のうち女性は62万人で、その割合は約4割であり、その
うち経営主・役員の占める割合は1割未満である。しかし女性の役員・管理者がいる
経営は他と比較し売り上げや収益力が向上している。それは女性ならではの工夫・多
様な視点などが経営に生かされているからである。
4.平均年齢67歳と超高齢化が進み、そのうち3分の2は65歳以上が占めている現状
であり、女性農業経営者育成事業の取り組みとして、次世代の女性農業リーダーを育
成するための実践型研修、農業推進事業、企業・教育機関との連携など農業女子を育
む活動など展開し、社会全体での女性農業者の存在感を高め、経営力の向上を図り、
職業としての農業を選択する若手女性の増加を目指している。 など
Ⅴ.質疑応答 (このようなことが出ていたと思いますが入れますか?)
Q 農業従事者が高齢化することの対応はどのように考えるか?
A 年齢別従事者の割合は大きく変わらないと思われる。理由は今後も、退職した
60歳過ぎの方たちが農業に従事することが見込まれる。一方で若い方の農業へ
の関心を高めるための施策として民間事業所や教育機関の協力をえて育成に努
めている。
その他 以上
地方創生さわやかサポーター認定協会
第16回マネージャー勉強会(2018年9月13日実施)アンケート集計 担当:川手
(1)勉強会の内容はいかがでしたか | (2)勉強会の内容を踏まえて取り組んでみたい事等を記入してください | (3)今後の勉強について要望を記入してください | (4)さわやかサポーターの関わりで気づいたこと、質問 |
大変良かった(9) | 都心に住む独身女性の農家への嫁入りの応援 | 久保室長のお話は大変分かり易く聞き易かったと思う | |
女性が農業で活躍出来、リーダーになれたら素晴らしいのでその時にぶつかる問題に精神的にサポート出来たらと今はまだ漠然と思っている | 今回のような具体的な話が聞けると勉強になる | 実際どのように関われるか自分が出来ることが全く見えない | |
オリンピック開催に向けたサポーターの関わりについての意見交換、関係者との勉強会をやってみたい | |||
出来る範囲で家庭菜園など取り組んでみたいと思った | 企業と農業の関わりをつなげられる | ||
45歳未満のシングルマザーに就農の道もあると情報として伝えたい | 行政の方、企業の方は内容が充実した勉強会になり期待する | 実績実行の不足を何らかで実現したい | |
農業に対する認識が深まって、カウンセリングで人を支援することに役立てる | 自分自身の勉強を進めて行ってさわやかサポーターとして前向きに考える | ||
農家の子育て支援について取り組んでみたい | いろいろな他領域の話が聞きたい | ||
男女の上下意識を少なく軽くしていくこと | 農業の歴史や実際の施設等知りたい | ||
女性の就農について興味深く聞きました。簡単ではないと思うが食に関心があり、農業に対して関心が増し、会社的、パート的等多様な働き方でハードルが低くなるように思った | |||
良かった(5) | 新規就農希望者と自治体とのマッチングや農業を教育してくれる機関とのマッチング及び自治体の助成への働きかけetc
|
3か月間同じテーマで実施。例)農業×3。それぞれ違う視点で知識の深度を深めたい | 不参加の際、情報を共有出来れば。配布資料のメール、配信等。 |
婚活支援 | |||
女性ならではの視点で取り組みを考えたい | 今後の活動のために参考になる知識についての勉強会 | 女性の活躍のための精神的サポートで関わって行ければ | |
即実践出来る事例や企画書の作成等、指導して下さい
|
平等に仕事が出来る配慮 | ||
理解し辛かった(2) | 話の内容としては理解できるが、現場でどう取り組むか考える難しい | ||
理想としては農協を通さないで個人が地域の協力隊で販売して行く | 何をどうすべきか何も分からず心配 | ||
色んなことに興味を持つことは大事と感じたが今少し気持ちが漠然としている | レジュメを見ながら話を聞くより顔を見て話していることの方が分かり、入って来やすいと感じた |
地方創生さわやかサポーター認定協会
東東京都港区南青山二丁目2番15号
ウィン青山942