朝日村 産業振興課長の上條靖尚様より、朝日村の現状と今後の課題についてお話をしていただきました。
1.朝日村の概要については、ビデオを見せていただきました。
~豊かな心と暮らし~
2.地方創生推進交付金事業について(今後の課題)
①アグリ・ビジネスセンターの設置による「新たな農業の担い手」創出事業
農業・・・後継者や農地の有効活用・6次産業
農業を教育する人材が必要
② 滞在型体験プログラム構築事業
滞在型体験プログラム・・・日帰りでなく宿泊をして体験してもらう
観光協会が設立され、村の人も体験プログラムに参加する
夏には登山マラソン大会を開催・・・現在申込み多数
③木質バイオマス循環自立創生事業
カラマツが有名・・・成長が早く電柱や杭に使われている
(埋め立ての基礎に適している)
カラマツを使って保育園・役場を建てた
現在、製材所がない
人口が減っていく中で、現在の朝日村は、観光が盛んではないため、村の人との交流を
増やし、農業をはじめ観光ビジネスを立ち上げたいと考えているそうです。
レタスや白菜などの葉物野菜が特産物で、野菜の作り方を教育して広め、地元の人々の調理法や食べ方等も繋げて広げていくことは、村の豊かな自然やそこで生まれた文化(食・農・林)や人の魅力を的確に発掘していくことと思います。
新たな農業の担い手として、IターンUターンは増加傾向にあるが、今後は他の方がたに移住してもらえるようにしていきたいそうです。
その一歩として、アグリ・ビジネスセンターの設置を計画されています。
今後、私たちが提案していく中で、今、村に在住している方の生の声を聞き、農業を女性から学び、生活と共存しながら、移住していく人に自立できるしくみを作り、農業を伝えていくことも大切かと思います。
今後、交流の時間をもっと持つことで、特産物に対する視点が、村の住人と私たちで擦り合わせ、そして新しい視点で提案をしていきたいと思っています。
3.森林ツーリズムについて 東武トップツアーズ様
~スローライフ・リラクゼーション~
体験型(滞在型)ツアー、観光、農泊を通じて、健康・教育に繋がる。
森林効果を体と心で体感することは、健康増進、リラクゼーション効果が得られるとともに、村の良さを感じてもらえます。
子供の教育に関し、情報がなければ子供は知ることができないかもしれません。作ることが好きな子や物を追求することが好きな子など、子供が本当に感じ、考えることが体験することでこれからの未来も無限に広がることと思います。
また、食事をすることや、季節を感じることが少なくなった都会の子供たちに、日本の文化や食の大切さを地元の方々と一緒に過ごしていくことで、普段得ることのできない経験ができると思います。そして、そこからまた、家族や社会とのコミュニケーションの取り方を学んでいくことと思います。
選ぶことのできない子供たちの環境は、今後自分が住みたい環境ややりたい仕事の視野が広がることで、その姿を見ている親も一緒に体験することで、地方の良さを知り、人口不足や特産物の発展の地方創生の課題は少しずつ改善していくのではないかと思いました。