7月6日〜7日 佐賀県で行われました「創き生きまちおこしサミット 2017鹿島市大会」に参加しましたので、ご報告させていただきます。
2期マネージャー 青木玲子(所属:シングルマザー支援協会)
1日目
いざ、佐賀へ
羽田空港から1時間半、福岡空港に到着しました。
心配された雨も、おかげさまで到着時には全く問題ありませんでした。
皆さん、温かいメッセージありがとうございました。
ここからバスで佐賀県鹿島市「創き生きまちおこしサミット」会場へ向かいました。
会場に着いてビックリしたのは、その参加者が多いこと。
私達さわやかサポーター認定協会は「農林水産業活性化構想研究会(活構研)」として参加させていただきましたが、他の自治体関係者をはじめ取材陣も多く、大変盛況で熱心なサミットでした。
懇親会
サミットに参加された自治体首長様、そして活構研の皆さん他関係者の方々と共に懇親会に参加させていただきました。
活構研会員の皆さんは農林水産省OBであり、長く行政でご尽力いただいてきた錚々たるメンバー。
現職の自治体関係者の方とも非常に仲が良くて、親密にお話されていました。
江成さんと私もご紹介いただいてさわやかサポーターの取組みなど様々なお話をさせていただきました。
地方創生に真剣に取り組んでいる自治体の首長様方は、それぞれに魅力的な施策を掲げておられました。
例えば高知県梼原町はシングルマザーの移住に力を入れており、保育園から中学までの教育支援・住居の準備・就職支援まで行っているとのお話を熱く語ってくださいました。
皆さんがとても気さくで、和やかな雰囲気の中「地方創生さわやかサポーター」活動紹介をさせていただきました。
ホテル到着後、MTG
宴の後、気持ちを落ち着けてホテルロビーで「さわやかサポーター・マネージャー」のミーティングを行いました。
新しい取組み、企画などが報告され、気持ちも新たに進んで行くことを各所属団体が確認しました。
1日目の感想
日常と違う場所に身を置くことで、その場の臨場感と共に生きた事業ニーズが理解できました。
また、懇親会で自治体首長様や他の参加者の方と交流が出来て非常に有意義でした。
シングルマザーに活かす地方創生の考え方
心の垣根を取り払えれば、地方移住もシングルマザーの選択肢の一つとして十分現実的であると感じました。現在は移住に対して様々な支援策が用意されているのでチャンスであるともいえます。一歩踏み出すのは怖いけれど、「まずは知る」ことから始めてみる、見方や考え方を「まずは取り入れてみる」のは賢い方法だと思います。
自治体関係者様・既に取り組みを行っている企業様とご挨拶させていただいたので、この後の取組みに是非繋げていきたいです。
2日目
現地視察 ~佐賀のおすすめスポットを訪ねて~
1)祐徳稲荷神社
9:00にホテルを出発。
鹿島市長さんの名ガイドに誘われ、新緑の中にそびえる「祐徳稲荷神社」に到着。
かの有名な京都・清水寺よりも4mも高いそうです。
手水の儀式を終え、近代的なエレベーターで境内へ。
荘厳な神社境内。見事な装飾。そして、この見晴らしは絶景!
宮司様のお話はとても分かりやすく、親しみやすくて、神様と私たち人間との連綿と続く歴史・繋がりを教えていただきました。
改めて、何事にも感謝が大切だなあと心洗われる思いが。
実は神楽の舞や正しい知識をしっかりと学ばれた、そして清らかな巫女さんとも1枚。
2)肥前浜宿酒造通り
元酒蔵をギャラリーに改装して、イベントや試飲会などが行えるおしゃれなスペースがありました。
他にも町並みは、まるでタイムスリップしたような情緒ある風景が続いています。
平成16年に浜宿を訪れた東京在住の篤志家が多額の寄付をして修復工事をへて再現した「クド造り」の「旧乗田家住宅」は本当に素敵で、江成さんは「住みたい」と言ってました。
3)道の駅鹿島干潟
バスを降りると、有明海に面した一面の広い広い干潟。
こちらでは「干潟体験ゾーン」に温水シャワー室やイベントハウス、二階にはミニ水族館も完備され、干潟を学び・体験することができます。
子供たちが泥んこで喜ぶ「ガタリンピック」や自然環境教室、学生の合宿としても人気があるそうです。
そして道の駅と言えば、直売所新鮮野菜が超お買い得…やっぱり、買い物してしまいました。
福岡空港帰路 羽田へ
さて、名残惜しいですがここで佐賀とはお別れして福岡空港から一路、東京へ。
ここまでガイドしてくださった鹿島市長様、市の職員の皆様、本当にありがとうございました。
最後にカワイイ法被姿を撮らせていただきました。
二日間を過ごして…
本当に貴重な経験をさせていただきました。
地方創生に対するニュースを目にすることが多くなりましたが、東京にいるとなかなか実感できません。
今回足を運ぶことで改めてニーズの高さを肌で感じることが出来ました。
地方では過疎化・少子高齢化が進む一方で、都会では人の繋がりの温かさ・自然のありがたさが不足しています。
課題解決は簡単ではないかもしれませんが、こうした交流を持つことで双方にメリットがあると思います。
現地を歩いたからこそ気づくこと・感じることがあると思います。
例えば、祐徳稲荷の眺めと気の素晴らしさ。そこに住む人のお人柄。
鹿島市職員の皆様に沢山感謝をお伝えしたいですし、この先の発展につなげてお返ししていきたいと思います。
人はこうして恩と縁で動くんだろうと思います。
さわやかサポーター認定協会が地方創生にどうかかわるか?
この意識の共有をしていきたいです。
実地で体験学習するのが効果的だと思うのですが、その意味で視察させていただいたことは非常にありがたかったです。